画像1


nanapiと言えば2013年7月のKDDIなどからが出資した際のリリースでは、月間ユーザー数1400万人、6000万ページビュー(PV)を誇る国内最大級のハウツーサイト。現在では、さらにそのリーチは広がってることと思います。

そのサイトでWEBサービスの名前を最近検索してみた時に思ったことがあったので紹介したいです。


■Evernoteに関するnanapiの記事

例えば、僕も愛用している「Evernote」。この言葉でnanapi内を検索してみる。

画像1


Evernoteと、nanapi内を検索すると、304件の記事が見つかります。
http://nanapi.jp/search/q:Evernote

エバーノートと、nanapi内を検索すると、85件の記事が見つかります。
http://nanapi.jp/search/q:エバーノート


■Webサービスの記事はどのくらいPVがついているか

さらに、どんな記事が書かれていてどのくらいPVが付いているものかと思って見てみると。

なぜEvernote を使うのか 
http://nanapi.jp/1818/

ソーシャルブックマークと何が違うのか、Tumblrとは何が違うのか、プレミアムアカウントはどんなものかなどなど。
→15,553views

iPhoneからEvernoteを便利に使うテク
http://nanapi.jp/1765/

タイトルのままにiPhoneからEvernoteが便利に使うためのTIPS集。例えばオフライン版が便利、Fasteverと言うアプリが立ち上がりがクイックで便利、レシートを撮影して保存して便利など。
→162,016views

と言った形で世界で5000万人に愛されるEvernoteだからこそという感じもありつつ、そこにある記事にはトラフィックの集まる場所になっています。ちなみに、数百PVの記事ももちろんありましたが上記のようなものがある訳です。


■nanapiで紹介されているWebサービスは11000件超え

ちなみに、WEBサービスの記事だけで11207記事あるようなので。
http://nanapi.jp/web

いろんなキーワードで検索してみると。

Facebookは1818件
Twitterは1760件
Evernoteは304件
Linkedinは109件

国内サービスをみてみると

LINEは333件
ランサーズは60件
Rettyは35件
ノハナは29件
クラウドワークスは25件
パズドラは25件
PIXTAは16件
ストリートアカデミー14件

ということでWEBサービスやアプリを運営されている方はぜひ調べてみて頂くと面白いかもです。


■nanapiで紹介されるとどういいのか

さて、本題です。タイトルの通りWebサービスがnanapiに紹介されるとなぜいいのか。それはトラフィックが集まるからと言うつもりはありません。

色んなネットサービスがありますが、

1.マッチングのサービス
2.カルチャーを作るサービス

この二つがあるように思ってます。

マッチングのサービスはエンジニアやデザイナーと企業をマッチングする。教えたい人と教わりたい人をマッチングする。商品を持ってる人と欲しい人をマッチングする。

カルチャーを作るサービスは上記のエバーノートや、フェースブックやインスタグラムなどなど、自分が支援している会社では日報サービスgamba!など何かが欲しいといったニーズに必ずしもマッチしている訳では無いけれど新しいコミュニケーションや日々の活動の形を作っているもの。これをカルチャーを作ってると呼んでいます。


こうした中で、マッチングのサービスは所謂広告やアドワーズなどあらゆることをし尽くすことによりサービスが拡大する。


一方で、カルチャーを作るサービスの広げ方は難しい。

自分がエバーノートのマーケティング担当だった場合、広告を打って意味があるだろうか。パソコン用のノートを探してた!と言うのは無くは無いニーズではありますが、それほど大きくも無いし緊急度も無い。

それよりもユーザー層になる人間へ自然とリーチされたりクチコミを誘発するようなことを考えた方が良いのでは無いでしょうか。


そんなことを考えると、ハウツーと言うユースケースを溜め込んでくれてユーザーへの質の高いユーザー体験が紹介されているnanapiの記事はとても大事なものかなと思いまして、今後も追いかけて行きたい。

※ただし、nanapiは完全クチコミでは無くてクラウドソーシングで記事を書いてる点もお忘れなく。