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セールスフォースと言えば全世界10万社が使う世界的なCRMのクラウドサービスであるが同社CEOのマークベニオフのスピーチ記事の下記が気になった。

LINEを参考に開発した--セールスフォースのベニオフCEOが明かす
http://japan.zdnet.com/business-application/analysis/35040227/

内容はモバイルに対応する新プラットフォーム「Salesforce1」について。3つにポイントをまとめてみた。


1.モバイルビジネスを展開する上で参考にしたのは日本のLINE

われわれは素晴らしいモバイル戦略を持っていると考えていたが、2年前に考えた戦略は誤りで壁にぶち当たった。戦略を立て直さなければならなくなった。この2年間でモバイルデバイスの性能や機能がはるかに豊富になった。その結果、われわれが提供してきたAPIでは足りなくなってしまった。そのため10倍以上に拡充した。


2.LINEはパブリッシャーとして素晴らしい

LINEはスタンプでビジネスを展開する基盤を作っている。われわれも色々な企業や人を引き入れてビジネスをしたいと思っていたので参考になった。スマートフォンの使い方やアプリの使い方が変わった中で、とても魅力的だと感じた。

3.エンタープライズビジネス企業が参考にすべきはLINE、Twitter

Twitterは、シンプルで誰でも使える。それに比べるとわれわれの製品はiOSやAndroidを想定して開発されたものではなく、ビジネスフォームが欠落していた

エンタープライズビジネスを実施する企業の多くが、競合企業であるIBM、Oracle、Microsoftといった企業を参考にしようとする。それでは将来のビジネスにつながらない。ベンチャー企業にこそ参考にすべき点がある。


このようなところでした。BtoBビジネスもモバイル戦略を先行出来た会社が勝ち抜くのでは無いかと思った記事でした。