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スタートアップカンファレンス2015が無事開催されました。会場は二階席まで合わせると500名入る慶應日吉藤原洋記念ホールをお借りして開催しました。1番の盛り上がりどころのDeNA南場さんと学生スタートアップのエースであるmikan宇佐美さんカウモ太田さん土雅さんのセッションではこれがほぼ満員となるほどの人の入りとなった。

Facebookにも書いたが、NTVP村口さんが、かれこれNTVP創業以来23回開催されてきたベンチャープライベートカンファレンス(南場さんはレギュラーで毎回講演)を今年は少し若手の風を入れて行きたいと相談を受け、STARTUP SCHOOLとコラボで、木下が運営委員長として開催させていただきました。

今回は運営において色々と試して見たことなどをまとめて見ようと思っている。

(コンテンツ関連)
◆会のコンセプトと狙い

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これまでも数百人規模のカンファレンスを定期的に開催して来て訳ですが、会のコンセプトはとっても重要。当たり前のようだけど、これが結構ブレやすい。
 今後は「若手・学生スタートアップ」が飛躍となるような場以外は当面やらないと決めていて。そう思った矢先にNTVP村口さんからの運営のお誘いだったので、まずDeNA南場さん×学生スタートアップのセッションを考えました。南場さんは単独講演が多かったはずで、ある意味チャレンジ的な要素の強いセッションだったと思っているが南場さんにも帰りがけに

南場さん「これだけ若い学生スタートアップと一緒にセッションに登壇したのは初めてだったのだけど、とっても楽しかった」

と言った旨の言葉を頂いた。他のセッションもカヤック柳澤さんやクラウドワークス吉田さんなど今や上場企業経営者の視点から学生向けにスタートアップ期の話を頂いたセッションや、ラクスル松本さんやトランスリミット高場さんなどの現在30歳前後で比較的学生から近い視点で話をして頂けるスピーカーの方々などを中心に登壇頂きましたが、学生や20代の層からの関心が高まるようなテーマを幾つかアイデア頂いて、とても感謝しています。

◆パンフレット+Slideshare


当日は1枚の簡単なパンフレットを配布したものの、プログラム内容の詳細はSlideshareにて公開する形にした。今回制作時間も無かったところもあり、会のWEBサイトなどを作っていなかったのですが、今回利用したイベントレジストでのエントリー+Slideshareによって概要は伝えられると思っている。Slideshareを見てコラボ提案頂いたりしたケースも幾つかあったため、Slideshareの重要度が高まっているような感覚がある。そこそこPVも付く。

(ステージ関連)
◆パネル
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イベントの際に、会のビジュアルになるパネルを作っておくと良い。これはSTARTUP SCHOOLのパネルなのですが、オフィスに常時置いておりイベントの度に使用している。

パネル作成にあたり、フレーム+ポスター印刷をする訳ですがサイズはA1がオススメです。
他のサイズもありますが
・持ち運び
・パネルの印刷のコスト
などの利便性を考えるとA1で作成するのをオススメしています。

ちなみに、印刷代やフレームのクオリティにもよりますが、印刷はキンコーズで(数時間でイベント前日などにも作成出来る)、フレームはリーズナブルなものを選ぶと、フレーム代とセットで1万円しないくらいのコストです。

◆逃げ画像
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これは運営をとても大事だけど忙しくしてると忘れがち。これが無いとステージ上の写真などを撮る際もなんのイベントかもわかりにくく、中々かっこ良くならない。頑張って準備したいが結構忘れがち。

今回では、スピーカーの席配置と揃えた方が良かったかもしれないが、SlideshareやTwitterで使用した画像をここでも使用したし、これで良かったような気がしている。

◆スピーカーのプレゼン
ロゴがドーンと入ったプレゼン資料や、mikan宇佐美さんやSLUSH ASIAのAnttiやBrainWars高場さんは動画を使用していて、あたりまえだけど映像はインパクトがある。またドローンを使ったデモをやってくれたセッションスピーカーもいて、それも多くの参加者にとって記憶に残ったはずだ。

cyta


raksul


slush


drone


◆ステージ担当スタッフ
大型カンファレンスの場合、スクリーンも大きくプロジェクターの切り替えや接続に時間を要する。会場にもよりますが、PCを入れ替えるスイッチャーが無い場合もあり、一つのPCにプレゼンターの資料をまとめる作業が発生する。これもお忙しいスピーカーの方に送って戴くのは大変であるが、なんとか乗り切ることが出来た。

プレゼン資料自体の入れ替えはあるので、
・プレゼン台にスタッフを配置すること
・スピーカーが自身でスライドを切り替えるためにワイヤレスマウスもあると良い
と言うのは気を付けたいポイントです。

これらが結構メインのところとして大きいが今回のカンファレンスで言えばマニュアル作成に奔走してくれた岡山さん、当日ステージを回してくれた木暮(@keysket)さんあたりがよくやってくれた。


(集客・受付関連)
◆ソーシャルメディア 特にTwitter
午後1番参加者の多かったセッションでは、今回のカンファレンスの集客の入り口の大半はTwitterだったかと思っており、他との併用もしましたが。

Twitterをちゃんとやったつもりだ。例えばTwitterに最適な画像サイズをイラストレーターで作って画像アップしてを繰り返した。Twitterでは480px×270pxの画像であればTwitterのタイムラインに流れるときに画像が汚くならない。これもTIPSのような話であるが結構重要で、それに関してはまたどこかでブログを書きたいと思っている。そこそこフォロワーのいるアカウントを運用していても、意外とちゃんとみんなやってない印象。

これとかこれとか。






◆イベントレジスト
上記にも書いたけれど、イベントレジストでエントリーを管理した。CEATECHや東京ゲームショウなどにも使われているチケッティングサービスだけあり、

・管理画面がとても使いやすい。
・自動でリマインドメールを開催直前に送ってくれる
などとても良い。

そしてQRコードを使ったエントリーのアプリはよく出来ていて、エントリーはとてもスムーズに出来た。これはとても重要。

◆Facebookイベントページ
エントリーはイベントレジストで管理しつつ、参加者へのスピーカーのアップデートはFacebookイベントページも併用した。下記のページに更新情報を投げるようにした。

【学生・スタートアップ関係者向け】3/12(木)スタートアップカンファレンス2015
https://www.facebook.com/events/893736290679121/


(メディア関連)
◆メディア
日経、ブルームバーグ、Tech Crunch Japan、Tech in Asia、エンジニアtype、日刊工業新聞などの各メディアの方にお越し頂きました。ありがとうございました。

よくイベントしていると、メディアの方に来て頂いても運営でバタバタしているケースも多く、事前にコミュニケーションがあればまだそれでも良いのでしょうが、今回はメディア対応スタッフを配置した。

・メディア担当者の誘導やリクエスト対応
・メディア担当者とスピーカーの個別取材の設定や対応

などを対応して貰っった。こちらもスタッフの坂上さん(@seinas___)がよく頑張ってくれたので、自分がやるよりも圧倒的に丁寧な対応が出来た気がしています。

◆ツイキャス
スクーさんにも声をかけて貰っていたのですが、現地機材とのリハーサルをすることがこちらの運営の遅れでなかなか出来なかったもので、映像クオリティの担保が難しいであろうとしてツイキャスにチェンジした。ツイキャスの中の方にお願いしてパソコンからの高画質配信をしました。パソコンなどから見ると映像クオリティ気になりそうですが、スマホで見る分には全然大丈夫かと思います。

ツイキャスないしスクーはTwitterでの盛り上がりを醸成するためにはすごい良いと思っていて、素晴らしい。

当日のツイキャスページはこちら
skylandventures - ツイキャス
http://twitcasting.tv/skylandventures/show/

また、当日ツイキャスを回してくれたのは中央大スタートアップ界のホープ小阪さん(@yuta3594)。4月からは当カンファレンスのスポンサードをして頂いた某社に入社予定で即戦力として活躍して欲しい。

(スポンサー関連)
◆スポンサードパネル スピーカーのサイン付き
今回はアフターパーティーをコロプラ千葉さん、緒方さんのはからいで、サポート頂くことになった。スポンサード特典によってアフターパーティ参加の学生約100名ほどを無料にすることが出来たので、とても感謝しています。

パーティ無料だけにすると参加学生から見てスポンサード企業のインパクトが弱い気がするので、パネルを作成して、千葉さんや緒方さんやパーティ参加者と写真を撮ったりする導線を作った。スピーカーの人にもパネルにサインをして頂いて、インフルエンスのあるスピーカーの方にもスポンサードのことを伝えられるように。

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ちなみにこのパネルは会の締めのタイミングで千葉さんとのジャンケン大会にて優勝した女子大生にプレゼント。見事獲得したあみゅー氏。

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◆スポンサーのノベルティ
スポンサード・スピーカーの会社からは各社のノベルティなどの配布をOKにしたのですが、コロプラのクマ・BrainWarsうちわはインパクトがあった。うちわは季節的には早いものの、遊び心があって素晴らしい。




(スタッフ)
◆司会
いつも大学で行うイベントでは大学生に司会をお願いしていて。今回はカウモのキュレーターであり、慶應一年生の野口葵衣(@nogutaaan)さん。にお願いした。とても前のめりでやって頂いたため、スムーズに展開出来た。誠にありがとうございます!

(その他)
◆スタッフ決起会の実施とスタッフ間交流



今回はスタートアップで働いている学生メンバーや共同運営の慶應ビジネススクールの学生を中心にスタッフ総勢50名に加わって貰った。

この規模ともなると、顔もわからない人が多数出てくることになり、そのままでは色々と円滑なコミュニケーションがなされないので、決起会を実施した。この会の存在は大きかっただろうと思ったものだ。

スタッフ間で一体感が産まれたことはすごい価値だ。Twitterでの追い込みの広報もこのように50RTとなった。




次回はスタッフTシャツを作ったりさらに一体感の生まれるような状態を作りたい。また、打ち上げもやろうかと考えている。

(最後に)
最後にこういったカンファレンス運営においても、すごい学ばせて頂いているのは日本最大のスタートアップカンファレンスIVSだ。IVSを運営するIVP小林さん達にお願いしてここ3年半ほど参加させて頂いているが本当にクオリティが高い運営をされている。次回は宮崎にて2015年6月開催とのことでスタッフ募集しているようなのでぜひ。

Infinity Ventures Summit Staff
http://www.infinityventures.com/ivs/staff/

Skyland Venturesとしては、スタートアップカンファレンスは今回のような規模では年1ー2回に留める予定で考えていますが、カンファレンス運営面でもしサポート出来ることがあればぜひ色々とノウハウと言えるほどでは無いものの、ナレッジ共有は出来ると思っていますので、カンファレンス運営などをされる方は声をかけて頂ければ意見交換したいです。

また、カンファレンスのようなかしこまったものでないカジュアルなMeetupイベントは多数予定している。そう言うときに運営やクリエイティブ面などサポートして頂ける主に学生などがいればぜひ声をかけてほしい。最後まで読んで頂きありがとうございました。